『言い訳』が成長を止める!

勉強や試験に対して、何かと言い訳をする方を

よく見ます。

『昨日、ゲームにハマッちゃってさぁ。

 ゲームしてなければ、あと30点は取れたよ。』

『昨日、親に怒られてさぁ、勉強する気が

 失せちゃったよ。』

こういった言い訳、みなさんはしていませんか?

もし、しているのであれば、

このような言い訳をするクセは絶対に直して下さい。

なぜなら、言い訳は、

自分の成長を止めてしまうからです。

『言い訳』というのは、

本人は言い訳だとは思っていません。

本人は『正当な主張』だと思っています。

つまり、本人は、

『○○のせいで勉強できなかった』

『○○のせいで試験の点数が悪かった』

と考えているのです。

そして、これは裏を返すと

『だから、俺は悪くない』

という事。

勉強が出来なかった、

試験の点数が悪かった。

このような状況で、一番大切なのは、

『自分の何が悪かったのか』を分析する事のはずです。

自分の勉強を見つめ直して、直すべき場所をみつけ、

改善する事で、今後の成績が伸びるのです。

しかし、言い訳をしてしまうと、

そもそも『自分が悪い』なんて思ってませんから、

『何が悪かったんだろう』なんて分析はしません。

『アイツが悪い。アイツがいなかったらよかったんだ』

で終わってしまいます。

これでは、何も成長しません。

言い訳というのは、一種の自己防衛反応だと言われています。

何か都合の悪い事が起きた時に、

その原因が自分にあるとなると、精神的に苦痛を感じます。

それを避けるために、半ば無意識のうちに

『言い訳』が作動するのです。

責任を自分以外の何かに押し付ける事によって、

自分の精神的平穏を保つため。

確かに、それで一時的に精神は安定するかもしれません。

『そうだ、やっぱり俺は悪くないんだ』と。

でもその代わり、『自分の成長』という

とても大切なものを失っているのです。

言い訳をしないための秘訣、それは

『自分に起こった全ての事は自分の責任である』

と考える事です。

現実、自分の周りに起こる事の中には、

自分の責任でないものもあります。

でも、それも含めて自分の責任だと思う。

ここまでしてこそ、『言い訳』という強敵を

封じ込める事が出来るのです。

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