子どもの人間関係に影響する親の言葉

子どもの人間関係に影響する親の言葉
 
 
新学年を迎えるこの時期
「うちの子、勉強についていけるかな?」
という学習面での不安もさることながら、

「友達付き合いがうまくいくだろうか?」
と不安を持つお母さんは多いのでは?
子どもの“交友関係”は気になりますよね。
 
 
友達から好かれる人、
友達から嫌われてしまう人、
どういう違いがあるのでしょうか?

実は、子どもの交友関係には、
“親の話し方”が大いに影響しています。
親のNGな話し方とは…
 
 
■否定的な言葉が口癖
 
 
“否定的な話し方”はNGです。
子どもに対して次のような言い方してないですか?
 
 
「先に手を洗わないとダメだよ。」
「字を丁寧に書かないと中学生になれないよ」
 
 
いずれも“ダメ”とか“ない”など
否定的な言葉が入っています。
 
 
本能的に、否定的な言い方をされると
自分自身が否定されたように感じます。
小さい子どもは特に顕著です。
 
 
さらに、否定的な言い方には
相手を非難したり脅したりする要素があります。
 
 
言った方は気づいてなくても、
言われた方は敏感にそれを受け取ります。
 
 
このような理由で、
否定的な言い方が多い人は、
人間関係をうまく作れない傾向があります。
 
 
■子どもは親の話し方を真似る
 
 
親の話し方が否定的だと、
子どもに悪い影響が及びます。
 
 
言われた子ども自身が
イヤな気分になるのはもちろんです。
 
 
さらに、親の話し方に似てきます。
話し方が親に似てくると、考え方まで似てきます。
 
 
つまり、親が“ダメ”とか“ない”などの
否定的な言葉を子どもに浴びせていると、
子どもはどんどんマイナス思考になります。
 
 
そうすると次のような影響がでます。
 
 
・友達に対してもダメ出し
・そういう思考の友達が多くなったり
・そもそも友達ができにくかったり
・何に対しても文句が多くなる
・良い結果は出にくい
 
 
お子さんが良好な人間関係を築けるように、
「~しちゃダメ」「~しないといけない」など
否定的な言い方は、慎むようにしましょう。
 
 
できるだけ
「~するほうがいいよ」「~してくれると嬉しい」など、
肯定的な表現に言いかえるとイイと思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

タイトルとURLをコピーしました