【「親の10分」の流れ&ポイント】

子どもって…
親に認めてもらいたくて生きています。
 
 
「親の10分」による承認が
お子さんのガソリンになります。
 
 
親の10分【=見届け】によって
子にエネルギーがチャージされます。
 
 
そのエネルギーが
習慣の種になります。
 
 
今回は、「親の10分」の流れ&ポイント
…詳しくお話していきます。
 
 
長い記事になりますが
子と共に親も学びましょう。
 
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━
【親の見届けが子の習慣を創る】
━━━━━━━━━━━━━━━━━

例えば『ゲームの前に勉強をする』
親子でルールを決めたとします。
 
 
たいていの場合、最初の3日くらいは
子どもはがんばります。親も褒めます。
 
 
でも徐々に
だんだん親がそのことに触れなくなり
同時に子どももやらなくなります。
 
 
ついには、
双方ともまったく忘れてしまいます。
 
 
ところが、
何かのきっかけで親が思い出します。
 
 
そして、
急に怒り出します。
 
 
親の自分も忘れていたのに…
そこには触れず、子だけを責めます。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
子がもし本気で勉強すると決めたなら
親も一つの決断をすべきです。
 
 
「イイ勉強習慣で達成感を持たせて
自信をつけさせよう。そのために
親がすべきことを必ず実行する」

…という決断です。
 
 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
親がすべきこととは、
毎日必ず見届けをすることです。
 
 
見届けとは、やるべきことを
子どもがやったか確認して…
 
 
やってあれば褒め
もしやってなかったら
やらせて褒めることです。
 
 
これなら、子どもが忘れているときも
その日のうちに気付けるので
傷が大きくなりません。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
もし見届けをしていても
なかなかうまくいかないときは
そもそもレベルが合っていないなど
決めた内容に問題があると考えます。
 
 
がんばらないとできない事は
続かない上、反動で逆効果となります。
 
 
難しければ、もう少し楽にしてあげたり
別の内容に変えてあげます。
 
 
お子さんの作戦は
ハイスタの授業で状況を見て
最適化しながら進めていきます。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
勉強に限らず、お手伝い・習い事…
親の見届けが続けば習慣になります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

逆に、親の見届けがなければ
子もやり続けることはできません。
車がガス欠で走れないような状態です。
 
 
子どもの三日坊主は
本人のせいではありません。
 
 
親が見届けを続ければ
子どもも続けられます。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<流れ>
 ̄ ̄ ̄ ̄
『見る・聴く→共感する→認める』
~~~~~~~~~~~~~~~~
この流れが鉄板です。
 
 
実際の「親の10分」では
その日、カレンダーに捺印して
手放しに認めてあげてください。
 
 
もしやってなければ、やらせた上で…

寝る直前に確認して、もしやってないと
寝る時間が遅くなるので夕飯の時などに
軽く確認するといいと思います。
 
 
言わないと動かない…とか
言いたくなる小言…は遠慮なく
ハイスタにメールで教えてください。
 
 
それも踏まえて
本人と作戦を強化していきます。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
<ポイント>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
この7つのポイントを実践すれば、
良い親子関係を築いていけます。
 
 
1.一期一会
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
何かしながら…ではなく
やっていることを一旦止めて
一期一会の気持ちで見る・聴く。

誠心誠意見る(=注視)・聴く(=傾聴)
子の「今・ここ」を大切にしましょう。
 
 
2.同じ高さ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
同じ目の高さで話を聞きましょう。
子は話しやすくなります。

しっかり聞いてもらえる安心感もあり
自分のことを大切にしてもらえてると
感じることができます。
 
 
3.膨らます
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
子の話を聞きながら上手に質問して
話を引き出し膨らませてあげましょう。

「それを見たときどう思った?」
「どうすればいいと思う…?」

こういう聞き方をしていれば、
子の表現力を伸ばすことができます。
 
 
4.感動
 ̄ ̄ ̄
子どもが発見したことや
がんばったことを話してくれたとき、

「それはすごいね!」
「よかったね~~」

感動しながら聞きましょう。

聞き手が感動してくれると、
相手はうれしくなって、もっと話したいという気持ちになります。
 
 
5.うなずく
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
うなずきながら聞きましょう。
「わかってもらえてる」と感じ
話しやすくなります。

子どもも誰かの話を聞くとき
うなずきながら聞けるようになります。
それによって人間関係も良くなります。
 
 
6.表現をほめる
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
子のよい表現をほめてあげましょう。

「今の説明、すごくわかりやすかったよ」
「悔しい気持ちがよく伝わってきたよ」

表現をほめることで、表現力が伸びます。
オリジナル表現もできるようになります。
 
 
7.共感する
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
子どもの話に対して、

「何言ってるの! そんなことダメよ」
「ちゃんと○○しなきゃダメでしょ」

などと否定してしまうと、
話したい気持ちは萎んでしまいます。
 
 
たとえ親にとって好ましくない話でも、
とにかく最初は共感的に聞きましょう。

「そうなんだ。それは大変だねえ」
「そうだね。それは嫌になっちゃうね」

もしどうしても言いたいことがある場合
共感した後、最後の最後に提案します。
 
 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

親の立場で見ると
色々言いたくなると思いますが…
それはハイスタにメールください。

本人が納得できるように
ハイスタから諭します。
 
 
親御さんはお子さんの
『伸ばしたいことを先に褒めて』
~~~~~~~~~~~~~~~
あげてください。。。

「共に勉めて、共に育ち、自ら立つ」
勉強のクラブチーム『ハイスタクラブ』

PS

「親の10分」のポイントなどと、
ちょっと偉そうなことを言ってますが…

1番実践すべきは、
私たち講師陣だと思っています。

自戒の意味も込めて、
今回お伝えしました。

見届けの基本的なポイントから、
ハイスタも環境を整え維持していこうと思います。

内なるやる気を引き出して、
お子さんの思い描く本来の成績へ近づけていきます。

タイトルとURLをコピーしました