8.『親のスタンス』
子どもは親に褒められ、認められるために生きています。
なので、何事においても親子関係はとっても大切です。
良い習慣をつけたり、成績アップに関しても、その関係は重要です。
塾へは良い習慣を身につけるために通います。
そのためには『上を目指すぞ』という意識が必要です。
意識は上達を感じることで高まっていきます。
上達を感じる方法は、
計算が速くなったり、都道府県を全部覚えたり。。。
とにかく『良い結果を出すこと』です。
そしてさらに、【認められること】が重要です。
塾では良い結果を出せるよう、厳しく進めていきます。
そして良い結果を褒めて認めます。
『良い結果』⇒『やる気アップ』⇒『次も頑張る!』⇒『良い結果』・・・
このサイクルができるように、塾の先生も、そして親も、
頑張ったその過程、そして結果を、
褒めて認めてあげることが大切なんです。
逆に、怒ってばかりの対立関係になってしまうと、
なかなか理想の状態にはなりません。
終わってしまった過去・良くない結果をみる対立関係でなく、
これからの未来・次の目標をみる協力関係が理想的です。
親が応援してくれる。そんな家庭の子は本当に良く頑張れます。
そのために大切なのが「親子のコミュニケーション」です。
毎日10分間、子どもの声を『共感して』聞く時間をつくってください。
そのときの注意点は…
他の誰かと比べるのではなく
半年前・1年前のお子さんとを比べて
今のお子さんを褒めて認めてあげることです。
成績や習慣は大きく変化しません。ましてやすぐには結果は出ません。
注意しなければ見逃すくらいの『小さな変化』が積み重なり、
結果的に『大きな変化』になります。
すぐに結果を求めずに、小さな結果を褒めて認めることが、
その良い結果の積み重ねに繋がります。
あくまでも塾は褒めるために通います。
過去をみる対立関係でなく、未来をみる協力関係が理想的です。
ただし、『人としてのルール』や『塾のルール』が守れない場合、
甘やかしは厳禁です。厳しく接してください。
感情的になって怒るのではなく、冷静に理由を伝えて叱ってください。
毅然とした態度で、叱るべきときに叱って、褒めるべきときに褒める。
そのバランスがしっかりしていれば、子どもは健やかに成長します。
【今回のまとめ】
・子供は親に褒められ、認められるために生きています
・ 共通の目標達成のため、親子は協力関係であるべきです
・10分間、子どもの声を『共感して』聞く時間を作ってください
・『叱る』と『褒める』のバランスが大切です