褒め方・認め方

褒め方・認め方

勉強を掃除に例えたとして……

お母さんが忙しい中、少しだけ掃除をしました。

その結果……

家族「やっぱり掃除すると気持ち良いね。ありがとう」

or

家族「まだほこりがある。もっとちゃんと掃除しろよ」

どちらがいいですか?

ありがとう、と頑張りを認められた方がいいですよね。

それは子供だって同じです。

わが子の成績がなかなか上がらないとき…

「ちゃんと勉強しているの?もっと勉強しなさい!」

とはっぱをかけたつもりでも、

実はそれが逆効果になっていることが多いのです。

でも中々順位が上がらなくて…

褒める部分が見つからなくて…

どういう時に褒めればいいのか…

答えは『頑張った教科を見て、褒めてあげる』です。

ハイスタクラブは、最初に良い結果を出すために、

力を入れる教科を絞ることがあります。

5教科まんべんなく手を広げてしまうと、

あれもこれもと、勉強が手が付かなくなり、

結果も出ないのでやる気も上がりません。

まずは良い結果を自信・やる気につなげるため、

特に頑張る教科を、1つや2つに絞ります。

その作戦をしっかり進めると、

頑張った教科で結果が出ます。

ただ、頑張りが偏った分、

5教科全体でみると、順位はパッとしません。

なので、どう褒めたら…という人が多いです。

ここで、頑張った教科を見て褒めてあげましょう。

1教科が上手くいき、褒められ認められやる気が上がると、

他の教科でも同じ頑張りができるようになります。

ハンカチ理論というものです。

ハンカチの1角をつまんで持ち上げると、

他の角も遅れて持ち上がる、という具合です。

ここで認められないと、

持ち上がった角も、また下がってしまいます。

ありがとう、と言われなければ、

掃除したくなくなるのと一緒です。

せっかく綺麗にした部屋も、

毎日の掃除をやめてしまえば元通りです。

【今回のまとめ】

・5教科の結果が微妙で、褒める部分が見つけるには↓

・絞って頑張った教科の結果を見て、褒めてあげる

・褒める・認める⇒やる気アップ・順位アップ

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