親の言葉には逆らいたい
「勉強しなさい」を言わないほうが良いのは、
反抗期特有の行動が関係しています。
それは、
「親の言う事はそのまましたくない」
という思い・行動です。
言うことをきかなかったり、
一言文句を言ってから行動したりします。
これは自立する上で必要な過程です。
悪いことではありません。
だからこそこの時期に、
勉強しなさい、は禁物なのです。
それでも勉強について
言わないわけにはいかない場合もあると思います。
その場合、反抗する対象以外の、
子どもが信頼できるような相手が理想です。
例えば塾や家庭教師です。
おじさんおばさんの先生よりも、
年の近い、兄弟のような先生が望ましいです。
子どもとコミュニケーションがある程度とれる人なら、
親が直接言うよりは話を聞くものです。
反抗期の子どもは、
気に入らない人の言う事は全く聞きません。
その反面、好きな人、信用できる人の言う事は
100%に近いくらいで鵜呑みにします。
なので、先輩や友達や好きな先生、芸能人など…
その辺りの影響を非常に受けやすいです。
昔の、地域で一体となって
子育てをする時代は終わりました。
今は核家族化が進み、
少人数で隔絶された家庭で
子育てをする必要があります。
学校の先生、塾の先生、家庭教師……
様々な資源を賢く使う必要があります。