★あなたもお子さんも悪くありません
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【悪いのは…】
同じテストで100点の子もいれば、
40点の子もいます。
世間では一般的に、
前者は頭の良い子、
後者は頭の悪い子と呼ばれます。
でも本当は、
頭の良し悪しは関係ありません。
日本語を普通に話している以上、
ほとんど能力の差はありません。
そもそも、
勉強って本当は楽しいものです。
初めて文字を読めたとき、
書けたとき、歌を覚えたとき、
足し算ができたとき…
誰だって最初は、
目を輝かせながら
勉強していたはずです。
ところがあるときから、
授業がおもしろくなくなる。
そして、宿題をしなくなる。
最後には、勉強が嫌いになる。
一旦そうなると、
勉強が好きだった幼児期には
戻れなくなります。
本人も親も悪くありません。
悪いのは、学校です。
その仕組みを作っている、
国が悪いんです。
今の学校制度には、
致命的な問題があります。
そもそも人には、
「知りたい」欲求があります。
2・3歳頃の「なに?」「なんで?」は
その欲求によるものです。
ところが、その素晴らしい欲求は、
学校によって完全に壊されてしまいます。
なぜなら、
誰だってわからないときが来るからです。
それを納得できないまま
授業が進めば、
つまずいてしまいます。
特に積み重ねが大切な数学や英語は、
その傾向が強くなります。
簡単な理由ですが、
それを埋める事ができないのが、
今の日本の学校です。
わからないこと・できないことを
持ち越せないシステムなら…
勉強自体を教える前に、
勉強の取り組み方を
教えるシステムなら…
個々の成長レベルに合わせて、
それぞれの学習が進むシステムなら…
つまずくことなく、
「知りたい」欲求を持ち続けるでしょう。
しかし、
今の学校はそうはなっていません。
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【今日のまとめ】
・子どもが勉強を嫌いになる場合
・悪いのは、正しいやり方を習慣にしない学校です。