子供に勉強させるのって…
とても難しいですよね。
悩み深い問題だと思います…。
その問題を解決できる
強烈な作戦があります。
実際、中3だった自分は
これで勉強中毒になりました。
9ヶ月で約200点得点UPさせたのは
この作戦のおかげです。
母が実行した、
その作戦とは・・・
・・・・・
・・・
「ごほうび」作戦でした。
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このご褒美のおかげで
9ヶ月で200点もの点数アップできました。
そのご褒美はなんだと思いますか…?
心の準備をしてください。
ではいきますよ。
そのごほうびとは・・・
・・・・・
・・・
「お金」でした。
・・・。
「物で釣るならまだしも、
お金で釣るなんてイヤなお母さんね。」
と思ってしまったのなら、
判断するのが早すぎます。
まだ話の続きがありますから。
両親は高卒で、
お金持ちでもありませんから共働きです。
それなのに、
なぜ「お金」をごほうびに設定したのでしょう?
これには母なりの
メッセージが込められているのです。
母なりの教育の一環でした。
ごほうびは各教科ごとに
細かく決められていました。
こんな感じです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
5教科:
80点~85点 → 20円
86点~90点 → 50円
91点~95点 → 200円
96点~99点 → 500円
100点 → 2000円
・・・・・・・・・・・・・・・・・
そしてさらに、
合計点の学年順位ごとにも、
金額が決められていました。
こんな感じです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
学年順位:
10位~6位 → 1000円
5位~4位 → 2000円
3位 → 3000円
2位 → 4000円
1位 → 10000円
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみにおこづかいは、
毎月2000円もらってました。
当時の中学生としては
平均的ですかね?
この決め事をしたのが
中3の4月。
春休み明け、
最初のテストの報酬は40円でした。
でも、もっとお金が欲しかったから、
学校で勉強をがんばりました。
(塾には行ってません)
このご褒美があるのと無いのとでは、
モチベーションが全然違いました。
中3の9月くらいからは、
1回のテストの報酬が1万円程度になります。
受験生は毎月テストがあるので、
毎月お年玉をもらっているようでした。
ここからが大事な話です。
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母は単に、お金で
釣っていたわけじゃないんです。
モチベーションアップと同時に、
「お金の教育」をしていました。
このごほうびが始まった日、
僕は母から2つの物を渡されました。
それは、おこづかい帳と貯金箱。
母は自分に、こんなことを言いました。
「今日からちゃんと、
お金を何に使ったか、
おこづかい帳に書いていくんだよ。
それと、もらったお金の半分は
この貯金箱に入れていくんだよ。」
その日から
テストで多くのお金をもらいました。
そしてその半分は、
貯金していきました。
貯金箱が透明だったので、
ドンドンお金がたまっていく様子が見えました。
それがまた面白かったりしたんです。
あと少しで満タンだー、みたいな(笑)
それが母なりの工夫でした。
そのお陰で、
自分は中学生の頃に
お金の管理の仕方を覚えました。
(いまの中学生で、
おこづかい帳つけてる子って
あんまりいませんよね。)
中学時代ってのは
本当に大切な3年間です。
この3年間で何を学べるか。
勉強だけではなく、その他に何を学べるか。
・お金の使い方
・時間の使い方
・友人との接し方
・異性との接し方
・目上の人との接し方
・自己表現の仕方などなど…
言い出せばきりが無いですが、
これらって本当に大事なものです。
お子さんに学びの機会を、
より多く与えてあげてくださいね。
~追伸~
今回の話は、
あくまでも一例として、
参考程度に受け止めてください。
「物やお金をご褒美として設定する」
というのは、
各家庭の教育方針によって
変わってくると思いますので。。。
僕の場合は、お金がご褒美として
設定されていましたが、
そこには母なりのメッセージが
込められていたのでよかったと思っています。
また、自分自身、
最初はお金目当ての勉強でしたが、
最終的には
“自分のために勉強する”
という意識に変わってきました。
そうやって成長し、
考え方も変わっていくのだと思います。
ご褒美は一つの手段として。
どうせ使うなら何かしらの
教育も同時進行にできたら
イイんじゃないかなぁと思っています。