親子で協力関係を築く『声かけ』

なかなか思い通りにならない
お子さんに対して…

言いたいこと、させたいこと、
たくさんあると思います。

言いたいことを一工夫することで、
お子さんをその気にさせる言い回しに変えることができます。

家庭全体で、ポジティブな言葉が
飛び交うのが理想です。。。

その積み重ねで、コツコツと
小さな良い変化が起きていきます。

以下の変換表は、
発達障害のお子さんを育てる
一般のお母さんが作成したものだそうです。

こういうイメージのポジティブ変換は、
一般のお子さんにも効果的だと話題になっています。

ぜひご覧ください。
参考になると思います。

「集中しなさい!」→??
fullsizerender-1

??=「今何やってたんだっけ?」
 
 
「頑張ってね!」→??①
「みんなできてるのにアンタは…」→??②
fullsizerender-2

??①=頑張ってるね!

??②=「アンタはすごい!」
 
 
番外編
「短所」→「長所」
fullsizerender

例:集中力がない…
 ↓
・好奇心旺盛、視野が広い…
 
 
ポジティブな言い回しにすることがポイントです。

言葉の端々に注意することで、
だんだんと親子で協力関係が作られていきます。

また、その他の言い換えもあります。
以下もぜひ、参考になればと…

 ↓ ↓

お母さん方の子どもへの言葉かけで、
多いものランキング…そんなデータがあります。

1位:「早くしなさい!」

2位:「ちゃんとしなさい!」

3位:「しっかりしなさい!」

4位:「どうして~~なの!」

5位:「なんで~~なの!」

番外編としては、
以下のような言葉がけがあるそうです。

「落ち着きなさい!」

「集中しなさい!」

「お行儀悪く食べないの!」

子どもを目にすると機関銃のように
無意識に口をついてくるこれらの言葉。

でも、人生経験が短い子どもにとっては
「はやく、しっかり・ちゃんと」は
とっても曖昧な言葉に聞こえます。

正しく伝わることの方が少ないです。
ではどうしたら…?

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■子どもに正しく親の意図が伝わる言い回し

ちゃんと伝わるように、
次のように言い換えてみてはいかがでしょう?

…………………………

(1)「早くしなさい!」

 ⇒「あと5分の間に片付けてね」
 ⇒「あと100数える間に片付けようね」
※時計が読めなければ砂時計やタイマーを使ってもOK

…………………………

(2)「ちゃんとしなさい!」

 ⇒「背中をピーンと伸ばして」

…………………………

(3)「しっかり前を見なさい!」

 ⇒「お母さんの顔を見て」
 ⇒「窓は見ないで黒板の方を見て」

…………………………

(4)「どうして●●なの!」
   「なんで●●なの!」

 ⇒「●●しましょう」 ※理由を追及しても意味はありません。

…………………………

(5)「落ち着きなさい」「集中しなさい」

 ⇒ 「3時になるまで座っていましょう」

…………………………

(6)「お行儀悪く食べないの」

 ⇒「口を閉じてモグモグ食べましょう」
 ⇒「肘は机の下におろしてね」
 ⇒「左手はテーブルの上に出してね」

…………………………

(7)「順番を守って」

 ⇒「滑り台は~~君の次ね」

…………………………

(8)「きちんと重ねて!」

 ⇒「大きい道具を一番下に置いてから大きい順番に重ねましょう」

…………………………

(9)「きちんとしまいなさい」

 ⇒「ままごとセットはおもちゃ箱に、絵本は本棚にしまおうね」

…………………………

(10)「お友達に優しくしようね」

 ⇒「人の顔や体つきのことを言葉に出すのは止めよう、嫌な気持ちになるでしょ」

…………………………

(11)「きちんと手洗いしなさい!」

 ⇒「指の間、手のこうも手のひらも洗ってね」

…………………………

(12)「この薬を飲まないと病気が治らないわよ」

 ⇒「この薬を飲むと熱が下がって咳も止まって公園に行けるよ」

…………………………

どれも、具体的でわかりやすいですよね。
命令形・否定形を使っていないので、
「言うことを聞こう」という気持ちも起こります。

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