【欲と我慢】~我慢はしなくていい~

子どもの頃によく
「我慢しなさい」
と言われたことはないですか?

何か欲しいものがあったら
「我慢しなさい」

休みの日にどこかに行きたくても
「我慢しなさい」

あれもこれも欲しいと言ったらもちろん
「どっちかは我慢しなさい」など

記憶を辿ってみれば
おそらく数えきれないでしょう。

 

しかし
この「我慢」というのは

状況を間違えば
危険な考え方になります。

なぜなら
我慢を重ねることで
最悪、無欲になります。

 

欲しいものや
人生においての目標が
なくなってしまったり

あったとしても
それを手に入れる我慢が
できなくなってしまいます。

 

実際
色々な生徒を見ても
今は無欲な子が多いです。

また、目標への努力を
途中で諦めてしまう人は

この「我慢」を
必要以上に刷り込まれて
しまっている場合が多いです。

 

目標を達成するために
忍耐力が求められることは
確かにあります。

しかしそれは、
欲しいものを諦めるのとは
違います。

 

欲しいものを手に入れるためには
やらなければいけないことをする
必要があるという意味で

我慢や忍耐力は
求められるのです。

 

そのため
あなた自身が闇雲に
我慢しないのはもちろん

子どもたちに
「我慢しなさい」
と諭すのは避けるべきでしょう。

 

むしろ
子どもたちが
何かが欲しいと
おねだりをしたら

その欲しいものを
手に入れるためには
どうしたらいいかを
考えさせて行動させたり

もしくは
家事の手伝いなど
何かを達成したら
買い与えるようにしたりなど

対価として
何を差し出すかを
一緒に設定していきましょう。

 

このように
子どもたちに
何かを達成させた上で

その対価として
欲しいものを与えていくのは
いわゆる成功報酬になります。

これは単に
欲しいものを
買い与えるというのとは違います。

 

欲しいものの対価として
どんなものを差し出すかという

大人の世界では
当たり前の交換原則を
体現しています。

 

つまり、大人は
仕事の対価として
給料をもらいますが

子どもの社会には
そうしたシステムが
きちんと成り立っていないため
家庭の中でこれを作り上げるのです。

 

何を達成したら
何を与えるかという
成功報酬の決まり事は

どんなに小さいことから
始めても構いませんし
大きくても構いません。

ただし
ある程度は
欲しいものに見合った
目標を決めるといいでしょう。

 

またこれは自分一人で
目標達成を目指すときにも
有効に使えます。

例えば
仕事で結果を出したら
好きなものを買うとか

ある資格試験に合格したら
行きたかった所へ旅行する
などといった感じです。

いわゆる自分へのご褒美に
しっかりとした決まりごとを
設けたのがこれにあたります。

 

我慢や忍耐は
目標を達成していく上でも
確かに一時的には必要です。

しかし
それを永遠の我慢にしてしまっては
人生が苦しいものになってしまいます。

 

我慢はしないで、欲を持つ!

実現への我慢は受け入れる!

我慢するポイントを
間違えない人に導きましょう。

我慢のピントがあっている人は
何においても上手くいきます!

 

 

 

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