親子の距離感
親として、
・子どもに勉強させたいのか
・それとも成績アップして欲しいのか…
どちらも若干違うと思います。
本来、親が我が子に求めるのは、
『親が心配しなくてもいい状況』
だと思います。
いつまでも親に心配されている子どもは、
自立しているとは思えませんし、
幸せな人生を歩んでいるとも思えません。
勉強から交友関係まで何でもかんでも、
親が悪い意味で「過保護」だと、
自立は遅れ、親は心配になる悪循環になります。
中学生になれば勉強が大事なことは、
誰でも理解しています。
大事なのは、本人が子供から大人になるまでに、
自分でがんばろう、しっかりしよう、
自立したい、と感じるかどうかです。
遊びたければ遊べばいいのです。
それは自分に跳ね返ってくることですから…
それを止める権利は未成年の間は親にありますが、
社会に出てしまえば親は手出しができなくなります。
まずすべきことは、「勉強しなさい」より、
「何年後は面倒を見ないよ」と、
親が子離れを進めることです。
近付きすぎず、離れすぎず、
自立を促す距離感が大切です。