★絶対評価と相対評価 メリットとデメリット?
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もう終業式ですね。
終業式と言えば通知表が渡されます。
今の通知表は絶対評価方式となっています。
そもそも、絶対評価って?
そんなお話をします。
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「絶対評価」とは…
周りに振り回されず、
個人個人の出来高を評価する方式です。
つまり、できる点を指摘する評価方法です。
学校の評価形式はコレです。
平均・順位などは度外視され、
その子その子ができたかどうかだけを評価します。
場合によっては、クラス全員が「5」、
あるいは「1」なんてこともなくはないです。
テストで言うと…
予め◯点以上が「合格」と決められていて、
合格者の人数は問わない評価方式です。
つまり、実力が一定以上「ある」か「ない」かが、
評価の対象となります。
英検、漢検、資格試験…
これらが絶対評価方式です。
[メリット]
・加点方式の色が強く、良い所を評価される
・前の成績からの伸びがわかりやすい
・クラスの中でのがんばりなどを考慮に入れて、
その子自身の力量が評価されやすい
[デメリット]
・成績やランクが、あまりハッキリしない
・何番目の成績なのか、いいのか悪いのかわかりにくい
・あることをできない子に、できないと指摘しにくい
・先生の力量や私情に左右されてしまう
・競争意識がなくなり、モチベーションが下がる
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一方「相対評価」とは…
上位○%のみ「5」、中間△%が「4」、、、
下位~%が「1」…のように、
ランクによってそれぞれ
人数が決められている評価方式です。
同世代の子と比べて、
何ができないかを指摘する評価方法です。
一昔前の、通知表の評価方式でした。
今この方式をとっているのは、
高校・大学などの入学試験です。
予め◯人を「合格させる」と決められていて、
合格最低点は問わない。
つまり、実力がある程度あっても、
受験者全体の中での「位置」が、評価の対象となります。
100点満点でたとえ80点を取ったとしても、
大半の人が90点を取っていれば評価(偏差値)は「低く」なり、
ほとんどの人が60点位しか取れていなければ、評価は「高く」なります。
[メリット]
・成績やランクが、ハッキリしている
・何番目の成績なのか、いいのか悪いのかわかりやすい
・先生の力量や私情に左右されず、公平な評価がされる
・競争意識が高まり、モチベーションが上がる
[デメリット]
・良い点数などをとっていても、
もっと良い点数の人がいると、評価が下がる
・その子自身の力量が評価されにくい
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それぞれ一長一短ですが、
個人的には今の社会は絶対評価が多すぎて、
相対評価…競争が少ない気がします。
順番をつけないかけっこなんかがそれです。
(ゴールすれば全員一等賞、みんなで一緒にゴールしよう、など…)
競争と言うと、意欲的になれない人もいると思います。
勝って妬まれるのが嫌、どうせ勝てないから嫌…
でも実社会に出たら、本格的な競争が始まります。
競争で意欲的になって、モチベーションが上がる人の方が、
そうでない人よりもハイエンドな人生になると思います。
ハイスタクラブは小中学生で、
競争でやる気の上がるような、
ポジティブな人間教育をしていきます。
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