★紅葉はなぜ起こる? 葉の変色のメカニズム [11/1]
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おはようございます。
最近よく紅葉の話題を書いています。
シーズンですし、なにより、
紅葉には個人的な思い出があります。
父が生前、元気だった最後の頃が、
ちょうど紅葉のシーズンでした。
塩原の方へ、2人でよく紅葉を見に出かけたものです。
自分の足で歩き、自分の食べたいものを食べ…
そんな元気な姿が、紅葉と共に脳裏に蘇ります。
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【10月といえば?】
みなさんは、紅葉を見に行きましたか?
なぜ、秋になると紅葉するのでしょう?
今日はそんなテーマでお話ししたいと思います。
普段、葉が緑色に見えるのは、
実はクロロフィルと呼ばれる
化学物質が含まれているからだそうです。
でも、寒くなって日照時間が短くなると、
クロロフィルが分解されてしまいます。
また、葉の付け根に離層という、
特殊な水分を通しにくい組織ができて、
葉で作られた養分が葉に蓄積して、
そこから光合成を利用して新たな色素が作られます。
その過程で葉の色が赤や黄色に変化し、
紅葉が起こるのだそうですよ。