★天皇誕生日の日付の雑学 [12/23]

【天皇誕生日の雑学】

天皇誕生日なのに、今の天皇の誕生日と
日付が違うことがあるのを知ってますか?
詳しくは…

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天皇誕生日は、「国民の祝日に関する法律」によれば、
「天皇の誕生日を祝う。」ことを趣旨としています。
読んで字のごとく、ですね。

天皇誕生日には次の行事を行います。

・宮中にて、祝賀の儀、宴会の儀、茶会の儀、一般参賀
・伊勢神宮などの神社では天長祭
・海外の日本大使館等の在外公館ではレセプション(当日ではない)

今上天皇(今即位している天皇)の誕生日を祝う日です。
天皇誕生日の日付は、平成元年(1989年)からは12月23日ですが、
この祝日は、在位中の天皇の誕生日に合わせて移動します。

しかし、祝日は「国民の祝日に関する法律」で決められているため、
皇位継承によって天皇誕生日が移動する際、
法改正をする必要があります。

そのため、先帝と今上天皇の誕生日が近いと、
法改正が間に合わない可能性があります。

実例では、
7月30日以降が新元号となる大正元年(1912年)は、
大正天皇誕生日の8月31日まで法改正が間に合わず、

大正天皇誕生日が8/31なのに、
国民の祝日は11/3(明治天皇の誕生日)だったことがありました。

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