子どもって…
親に認めてもらいたくて生きています。
「親の10分」による承認が
お子さんのガソリンになります。
親の10分【=見届け】によって
子にエネルギーがチャージされます。
そのエネルギーが
習慣の種になります。
今回は、「親の10分」の流れ&ポイント
…詳しくお話していきます。
長い記事になりますが
子と共に親も学びましょう。
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【親の見届けが子の習慣を創る】
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例えば『ゲームの前に勉強をする』
親子でルールを決めたとします。
たいていの場合、最初の3日くらいは
子どもはがんばります。親も褒めます。
でも徐々に
だんだん親がそのことに触れなくなり
同時に子どももやらなくなります。
ついには、
双方ともまったく忘れてしまいます。
ところが、
何かのきっかけで親が思い出します。
そして、
急に怒り出します。
親の自分も忘れていたのに…
そこには触れず、子だけを責めます。
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子がもし本気で勉強すると決めたなら
親も一つの決断をすべきです。
「イイ勉強習慣で達成感を持たせて
自信をつけさせよう。そのために
親がすべきことを必ず実行する」
…という決断です。
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親がすべきこととは、
毎日必ず見届けをすることです。
見届けとは、やるべきことを
子どもがやったか確認して…
やってあれば褒め
もしやってなかったら
やらせて褒めることです。
これなら、子どもが忘れているときも
その日のうちに気付けるので
傷が大きくなりません。
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もし見届けをしていても
なかなかうまくいかないときは
そもそもレベルが合っていないなど
決めた内容に問題があると考えます。
がんばらないとできない事は
続かない上、反動で逆効果となります。
難しければ、もう少し楽にしてあげたり
別の内容に変えてあげます。
お子さんの作戦は
ハイスタの授業で状況を見て
最適化しながら進めていきます。
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勉強に限らず、お手伝い・習い事…
親の見届けが続けば習慣になります。
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逆に、親の見届けがなければ
子もやり続けることはできません。
車がガス欠で走れないような状態です。
子どもの三日坊主は
本人のせいではありません。
親が見届けを続ければ
子どもも続けられます。
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<流れ>
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『見る・聴く→共感する→認める』
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この流れが鉄板です。
実際の「親の10分」では
その日、カレンダーに捺印して
手放しに認めてあげてください。
もしやってなければ、やらせた上で…
寝る直前に確認して、もしやってないと
寝る時間が遅くなるので夕飯の時などに
軽く確認するといいと思います。
言わないと動かない…とか
言いたくなる小言…は遠慮なく
ハイスタにメールで教えてください。
それも踏まえて
本人と作戦を強化していきます。
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<ポイント>
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この7つのポイントを実践すれば、
良い親子関係を築いていけます。
1.一期一会
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何かしながら…ではなく
やっていることを一旦止めて
一期一会の気持ちで見る・聴く。
誠心誠意見る(=注視)・聴く(=傾聴)
子の「今・ここ」を大切にしましょう。
2.同じ高さ
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同じ目の高さで話を聞きましょう。
子は話しやすくなります。
しっかり聞いてもらえる安心感もあり
自分のことを大切にしてもらえてると
感じることができます。
3.膨らます
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子の話を聞きながら上手に質問して
話を引き出し膨らませてあげましょう。
「それを見たときどう思った?」
「どうすればいいと思う…?」
こういう聞き方をしていれば、
子の表現力を伸ばすことができます。
4.感動
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子どもが発見したことや
がんばったことを話してくれたとき、
「それはすごいね!」
「よかったね~~」
感動しながら聞きましょう。
聞き手が感動してくれると、
相手はうれしくなって、もっと話したいという気持ちになります。
5.うなずく
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うなずきながら聞きましょう。
「わかってもらえてる」と感じ
話しやすくなります。
子どもも誰かの話を聞くとき
うなずきながら聞けるようになります。
それによって人間関係も良くなります。
6.表現をほめる
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子のよい表現をほめてあげましょう。
「今の説明、すごくわかりやすかったよ」
「悔しい気持ちがよく伝わってきたよ」
表現をほめることで、表現力が伸びます。
オリジナル表現もできるようになります。
7.共感する
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子どもの話に対して、
「何言ってるの! そんなことダメよ」
「ちゃんと○○しなきゃダメでしょ」
などと否定してしまうと、
話したい気持ちは萎んでしまいます。
たとえ親にとって好ましくない話でも、
とにかく最初は共感的に聞きましょう。
「そうなんだ。それは大変だねえ」
「そうだね。それは嫌になっちゃうね」
もしどうしても言いたいことがある場合
共感した後、最後の最後に提案します。
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親の立場で見ると
色々言いたくなると思いますが…
それはハイスタにメールください。
本人が納得できるように
ハイスタから諭します。
親御さんはお子さんの
『伸ばしたいことを先に褒めて』
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あげてください。。。
「共に勉めて、共に育ち、自ら立つ」
勉強のクラブチーム『ハイスタクラブ』
PS
「親の10分」のポイントなどと、
ちょっと偉そうなことを言ってますが…
1番実践すべきは、
私たち講師陣だと思っています。
自戒の意味も込めて、
今回お伝えしました。
見届けの基本的なポイントから、
ハイスタも環境を整え維持していこうと思います。
内なるやる気を引き出して、
お子さんの思い描く本来の成績へ近づけていきます。