★なぜ『紅葉狩り』? 言葉の由来は?
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おはようございます。
もうすぐ10月も終わりですね。
すっかり冬のような気候になりました。
教室の窓ガラスも曇るようになり、
理科の湿度の解説をしながら、
冬の訪れを感じています(笑)
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【10月と言えば?】
秋と言えば紅葉狩りですが、
なぜ『紅葉狩り』というのでしょう?
紅葉狩りの「狩り」は、
獣を捕まえる意味で使われていました。
それが野鳥や小動物を捕まえる意味に広がり、
さらに果物などを採る意味にも使われるようになりました。
果物を採る意味では、
現在でも「いちご狩り」や
「ぶどう狩り」などに使われていますね。
やがて「狩り」は草花を
眺めたりする意味にも使われるようにもなり、
「紅葉狩り」と言うようになったそうです。
また、「狩り」が草花を眺める意味になった由来は、
狩猟をしない貴族が現れて、自然を愛でることを
例えたとする説もあります。
狩猟をしない貴族は、
もみじを手に取り眺めていたそうです。