反抗期のお子さんをお持ちのあなた、
言いたいことがなかなか伝わらなかったり…
とても大変だと思います。
今回は、反抗期の特徴についてお伝えします。
この時期のお子さんと接するにあたって、
大切な知識です。
【反抗期って?】
・反抗期には第一次反抗期と、
・第二次反抗期があります
・そして反抗期には意味があります!
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それぞれ反抗期の特徴、
その意味について説明します。
≪第一次反抗期≫
「イヤイヤ期」とも呼ばれます。
だいたい2歳前後の時期です。
言うことを聞かない、
世話をされると不機嫌に…、
そんな反応をするようになります。
ほとんどの場合、
嫌がる内容に一貫性はありません。
「今からご飯にしようか」という呼びかけに「イヤ!」と反抗するも…
「それじゃ、後にしようか」と言っても「イヤ!」といった感じです。
大変な時期ですが…
実は喜ばしいことでもあります。
乳児期を終えて自我が芽生えた証拠です。
成長のしるしなのです。
身体を自分で動かせるようになり、
なされるがまま…という状況を嫌うようになったことが理由です。
自分の行動を自分の意志で!
そう試みているわけです。
≪第二次反抗期≫
中学生~高校生の、思春期くらいの時期です。
ここで悩む方は本当に多いです。
心が徐々に大人へと成長し、
自分の事は自分で決める…自己決定権を自分で確保したいという願望が強まる時期です。
そのため、両親から干渉させることに対して、
「うるさい!」「親には関係ない!」といった反応が増えます。
冷静な判断よりも
突発的な気持ちが前に出ますから、
言葉づかいが荒れることもしばしば…。
しかし、これは成長、自立への過程で、
とても自然な、ごく普通の現象です。
親としては、まだまだ
自己決定を任せる段階にはない、
と感じるかもしれませんから…
急に態度が悪く…とか、
勝手なことを言い出したように見えるかもしれません。
ただ、過度に心配する必要はありません。
こうした反抗期は程度の差こそあれ、
ほとんどの子どもに存在するものです。
本人の意志をある程度は尊重しつつ、
見守ってあげることが大切です。